デイケア活動報告

平成20年12月12日更新

「3人グループ」
 心の病気により、地域生活の中でも行動範囲が狭くなりがちです。このプログラムは、メンバーが3人集まれば、スタッフ同伴で色々な場所に行くことが出来るプログラムです。一緒に行くメンバーの入れ替わりがあるので、さまざまなメンバー同士の関わりを培い、楽しみながたコミュニケーションの訓練を行います。また、色々な場所に出かけることで、行動範囲が広がり、地域での生活を充実したものにしていきたいと考えております。

このみに通って

デイケアメンバーの手記

「このみ(デイケア)に通って」 ※添付資料を参照 「木の実」との出会いは、今年の春、初日から花見というイベントに参加する事から始まりました。
今、思えばあの日はものすごく風が吹いていてお弁当が飛ばされるほど強い風が吹いていました。
その時に買ったおみやげの花は今でも咲いています。通っている日は週に2回程度ですが、私なりに充実しています。自分の悩みをいつでも聞いてくれるケースワーカーさんが居て1階には先生が居るし精神的にも身体的にも安心したケアが受けられる。

 私は、彼氏のお母さんが「認知症」という病になっています。同じ「認知症」という病で悩んでいる家族にも色々なケアが受けられる事をわかってもらいたくて上毛新聞のひろばの1部に載せてもらい一つ文章に自信を持つことが出来ました。それも「木の実」のスタッフのおかげです。何度も何度もその記事を読んでもらい、何度も校正しました。スタッフが陰となりひなたとなり支えてくれたおかげです。  今月で九ヵ月、新しい人もぞくぞくと入ってきてとてもにぎやかな「木の実」になりました。
一週間のスケジュールも曜日によって内容が充実していて外出する日もあり、人それぞれ楽しみで通っているようです。

 私自身「木の実」によって成長してきた様な気がします。色々な波を乗り越えて一歩一歩階段を登っているような気がします。相談ができ、自分の居場所があるという事は大きいと思います。