デイケア活動報告

平成22年2月4日更新

「新プログラムについて」

 デイケア木の実では、定期的に参加しているメンバーを対象に、プログラムに関してのアンケートを実施しました。 その結果、 病気のことに過半数以上のメンバーが、また気分転換・遊び・コミュニケーション・体型にも多くのメンバーが興味・関心を示しました。プログラムの人気投票では、女性グループが1位で、フリーに記入する意見の欄でも病気について話すグループがほしい、みんなのノートを作りたい(好きなことを書いて意見を言い合う)という要望があがっています。何らかの形で病気や悩みについて話したり、他メンバーの体験談や意見を聞きたいという傾向がありました。

 病気について話をするグループは、現在女性グループがあり、体調によって参加の多少はあるものの多くの女性メンバーが参加しています。今後は男塾(男性グループ)を開始し、病気について語る場としても男性メンバーの参加を期待しています。

 デイケアに来て、三人グループ、スポーツ、散歩などで気分転換できているものの、デイケア外で気分転換が図れているかは定かではありません。デイケアでの活動が生活の場(自宅など)に反映されることが望ましので、絵画やメイク、調理など生活の場で行える活動を新プログラムとして取り入れました。

 また、肥満気味な方を対象に筋力の維持を目標とする速歩を取り入れ、健康に関してもサポートするよう考えました。

 当デイケアの利用者は性別、年齢、活動性などに幅があるため、様々な特徴をもったプログラムでの対応が必要であると考えています。しかし今までのプログラムは活動的なものが主で、様々な利用者のニーズに答えていくことが困難になりました。そこで性別、年齢、活動性などに幅のある利用者であっても参加でき、また交流が持てるようにと、アンケートを参考にデイケア内で行うプログラムやグループに力を入れました。

 次回は、プログラムの活動内容や目的をお知らせしたいと思います。是非ご期待ください。